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J-GLOBAL ID:200902234225135439   整理番号:09A0223076

アサガオにおいて推定的膜蛋白質であるInPSR26は花弁老化中のプログラム細胞死を制御している

InPSR26, a Putative Membrane Protein, Regulates Programmed Cell Death during Petal Senescence in Japanese Morning Glory
著者 (5件):
資料名:
巻: 149  号:ページ: 816-824  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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老化は多くの遺伝子類によって高度に制御された発育プロセスであり,花弁の老化は通常発育的プログラム細胞死(PCD)として分類されている。アサガオ(Ipomoea nil)の花弁老化中に発現の変化する遺伝子類を単離し,そのPCDにおける機能を調べ,推定的膜蛋白質InPSR26が花弁老化中におけるPCDの進行を制御していることがわかった。InPSR26は花弁の先端部で顕著に発現し,その転写物レベルは可視的老化兆候に先行して増加していた。InPSR26発現の低下した形質転換植物(PSR26r系統)においては,細胞の崩壊,イオン/アントシアニンの漏洩,およびDNA分解を含むPCD兆候を伴って花弁の凋萎が促進されていた。PSR26r植物の花弁においては,オートファジーおよびPCD関連遺伝子類の転写物レベルが低下していた。モノダンシルカダベリン染色で可視化することによって,野生型植物の老化花弁細胞においてはオートファジーが誘導され,PSR26r植物の花弁においては,オートファゴソームと思われるモノダンシルカダベリン染色構造を含む細胞のパーセンテージが有意に低く,オートファジー活性が低下していることを確認した。これらの結果は,InPSR26がオートファジープロセスを通して,花弁老化中におけるPCD進行の遅延に作用していることを示した。
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分類 (4件):
分類
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植物生理学一般  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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