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J-GLOBAL ID：200902234229894687   整理番号：09A0818690

代謝流量のモジュール制御を可能とする人工足場タンパク質

Synthetic protein scaffolds provide modular control over metabolic flux

著者 (11件)： DUEBER John E (Univ. California, California, USA) ,  WU Gabriel C (Univ. California, California, USA) ,  MALMIRCHEGINI G Reza (Univ. California, California, USA) ,  MOON Tae Seok (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  PETZOLD Christopher J (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  PETZOLD Christopher J (Joint BioEnergy Inst., California, USA) ,  ULLAL Adeeti V (Univ. California, California, USA) ,  PRATHER Kristala L J (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  KEASLING Jay D (Univ. California, California, USA) ,  KEASLING Jay D (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  KEASLING Jay D (Joint BioEnergy Inst., California, USA)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 27  号： 8  ページ： 753-759  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 産生宿主にとって異種の酵素によって構成される人工代謝経路は,本来の代謝に固有の調節機構をもたないことが多いため,流量のバランスを崩してしまう場合がある。対象経路の各要素の実効濃度を高める研究のなかで,我々は,意図した様式で代謝酵素を空間的に動員する人工足場タンパク質を構築した。後生動物のシグナル伝達タンパク質に由来する相互作用ドメインをもつ足場は,同族のペプチドリガンドで標識された経路酵素を特異的に蓄積する。このようなドメインはもともとモジュール性をもっているため,人工複合体に動員される3種類のメバロン酸生合成酵素の化学量論的組成を最適化することで,酵素発現および代謝負荷を抑制しながら,生成物の力価を77倍に改善することができた。ある同じ足場の例では,人工複合体がなくとも高力価(0.5g/l)で得られるグルカル酸の収量が3倍となった。この方法は,ほかの代謝経路への一般化および経路流量の微調整のプログラムが可能であることが明らかにされるものと考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2009

シソーラス用語： 動物 ,  *代謝経路 ,  *フラックス【流束】 ,  *酵素 ,  *タンパク質 ,  ケト酸リアーゼ ,  HMG-CoAレダクターゼ ,  *モジュール構造 ,  分子設計 ,  *制御 ,  *代謝産物 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジオール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： HMG-CoAシンターゼ ,  *メバロン酸経路 ,  *モジュール制御 ,  後生動物 ,  *人工足場蛋白質 ,  *人工代謝経路 ,  *代謝酵素 ,  *代謝流束

分類 (2件)： 代謝一般  (EB03050F) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

物質索引 (2件)： グルカル酸 ,  メバロン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 代謝 ,  流量 ,  モジュール ,  人工 ,  足場 ,  タンパク質