文献

J-GLOBAL ID：200902234254849564   整理番号：09A0764811

水中のホウ素への完全自動測定装置と,その工業プロセス廃水のオンラインモニタリングへの適用

Fully Automated Measuring Equipment for Aqueous Boron and Its Application to Online Monitoring of Industrial Process Effluents

著者 (7件)： OHYAMA Seiichi (Central Res. Inst. Electric Power Industry, Chiba, JPN) ,  ABE Keiko (Central Res. Inst. Electric Power Industry, Chiba, JPN) ,  OHSUMI Hitoshi (Central Res. Inst. Electric Power Industry, Chiba, JPN) ,  KOBAYASHI Hirokazu (Central Res. Inst. Electric Power Industry, Chiba, JPN) ,  MIYAZAKI Naotsugu (DKK-TOA Corp., Tokyo, JPN) ,  MIYADERA Koji (DKK-TOA Corp., Tokyo, JPN) ,  AKASAKA Kin-ichi (DKK-TOA Corp., Tokyo, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 43  号： 11  ページ： 4119-4123  発行年： 2009年06月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン選択電極(ISE)を用いる電位差定量法に基づいて,水中のホウ素への完全自動測定装置(オンラインホウ素モニタ)を開発した。モニタでは試料の採取と調合,化学薬品の添加,電位差測定データの取得と処理,測定セルの洗浄とISEのキャリブレーションを自動化し,数mg/lから数百mg/lまでの濃度のホウ素化合物を試料の前処理なしに20分以内に測定できることを示した。フルスケール石炭燃焼発電所の煙道ガス脱硫工程からの廃水のモニタリングで性能を実証し,廃水中のホウ素濃度が石炭のタイプと発電負荷に大きく依存することを示した。さらに,オンラインホウ素モニタと誘導結合プラズマ原子発光分光法との間に高い相関があることを示した。

シソーラス用語： 水質試験 ,  *工場廃水 ,  監視 ,  *ホウ素 ,  自動計測 ,  ICP-AES分析 ,  *イオン選択電極 ,  *電位差測定法 ,  火力発電 ,  排煙脱硫 ,  定量分析
準シソーラス用語： *オンラインモニタリング ,  石炭燃焼火力発電

分類 (2件)： 水質調査測定一般  (SB02060X) ,  水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水中 ,  ホウ素 ,  自動測定 ,  工業 ,  プロセス ,  廃水 ,  オンラインモニタリング