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J-GLOBAL ID:200902234264100154   整理番号:09A0218561

東京湾・浦賀水道沿岸の元禄関東(1703),安政東海(1854)津波とその他の津波の遡上状況

著者 (1件):
資料名:
号: 21  ページ: 37-45  発行年: 2006年04月26日 
JST資料番号: L3546A  ISSN: 1349-9890  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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元禄関東地震(1703),安政東海地震(1854)は大規模な津波を伴い,それぞれ南関東と東海地方の沿岸に大災害をもたらした。筆者ら(羽鳥,他1973)は南関東の津波記録を集めて概況を示した。また筆者(1975,1976,1984)は房総半島・伊豆半島各地の津波記録や伝承を手掛かりに,津波の痕跡高の現地調査を行なってきた。本稿では東京湾・浦賀水道沿岸における元禄・安政津波の高さを1923年関東地震津波などと比較し,湾内の津波特性を再検討した。両津波は湾内で顕著に減衰するが,東京では隅田川河岸が溢れ,船が転覆し死者も出ている。東京での大正津波は周期は約60分であり,元禄・安政津波も長周期であったようである。遠方の津波が浦賀水道に入射すると湾口の布良から東京までの伝搬時間は約70分になる。東京での津波高が2mを超える可能性は低いであろう。しかし,地震で河川堤防や水門が決壊すれば,標高ゼロメートル地帯が長期間冠水する恐れがある。
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  自然災害 

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