抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新たな押出し技術・加工技術の現状とアルミ押出し材の自動車部品等への適用状況を紹介した。一般的に建材用合金としてはAl-Mg-Si系の6063合金を用いるが,輸送用機器では強度・耐久性などの面から7000系合金や5000系合金のような高強度合金をよく用いる。しかし高い押出し圧力と割れ不良を生じ安く生産性向上の傷害となり,ビレット・押出し条件・押出し型等を考慮した押出し性改善の検討を要する。また,アルミ押出し材の自動車の骨格部材等への応用では,構造上やエネルギー吸収のため部分的に断面形状を変化させる徐変断面の加工方法を要する。押出し工程,プレス,ハイドロフォーミングによる徐変技術を紹介した。押出し型材の曲げ加工も必要となり,押出し工程での曲げ加工,二次加工としての曲げ加工の技術を紹介した。さらに,押出し中空断面を活用した軸圧潰,断面圧潰によるエネルギー吸収技術も紹介した。