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J-GLOBAL ID：200902234463190421   整理番号：09A0115969

p-アミノトリメトキシシランおよび結晶性層状ケイ酸塩イレライトを用いるミクロ多孔質層状有機-無機ハイブリッドナノ複合体の調製

Preparation of a microporous layered organic-inorganic hybrid nanocomposite using p-aminotrimethoxysilane and a crystalline layered silicate, ilerite

著者 (3件)： ISHII Ryo (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Res. Center for Compact Chemical Process, Nigatake ...) ,  IKEDA Takuji (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Res. Center for Compact Chemical Process, Nigatake ...) ,  MIZUKAMI Fujio (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Res. Center for Compact Chemical Process, Nigatake ...)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 331  号： 2  ページ： 417-424  発行年： 2009年03月15日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層間ミクロ多孔質をする層状有機-無機ハイブリッドナノ複合体の調製を試みるために,p-アミノフェニルトリメトキシシラン(APhSと表示)によるイレライトのシリル化を行った。ナノ複合体中のAPhS分子はアミノ基およびメトキシ基を含む2つのヘテロ官能基を用いてケイ酸塩層の間に橋架けしていた。プロトン化イレライトの層間にAPhS分子を縮合させ,固定化することに成功した。化学分析および²⁹Si固相NMRの結果によると層間空間はAPhS分子間の優先縮合によって占められていた。続くHCl処理によってAPhS分子のオリゴマ化学種の過剰量を除去することができた。除去した後,残留APhS分子の橋架けによって支えられている中間層内に空き空間ができた。さらに,固定化APhS分子は結果としてのナノ複合体の表面特性に顕著な影響を及ぼし,ナノ複合体は高いトルエン吸着性を示した。結論として,2つのヘテロ官能基を有する有機スペーサの橋かけによってミクロ多孔質,層状ナノ複合体を構築する手段を見いだした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *層状化合物 ,  *ケイ酸塩 ,  材料 ,  多孔質体 ,  ナノ複合材料 ,  *シリル化 ,  架橋【高分子】 ,  *インターカレーション ,  ミクロポーラス材料
準シソーラス用語： *イレライト ,  ミクロ多孔質体 ,  ナノ複合体 ,  橋架け

分類 (3件)： 固-固界面  (CB12060M) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： p-アミノフェニルトリメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (6件)： 結晶性 ,  層状ケイ酸塩 ,  多孔質層 ,  有機-無機ハイブリッド ,  ナノ複合体 ,  調製