抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
天然骨材資源の低品質化の現状と課題を述べる。現在,良質な骨材は減少傾向であり,様々な問題も顕在化している。地域的な課題として,首都圏では全国から様々な骨材が流入している。東北地方では,骨材品質が劣る。近畿・中国・四国地方では,海砂の採取禁止により九州の海砂や海外からの輸入砂が増加している。この地域では,砕砂の利用により単位水量が更に増加することが予想される。低品質骨材の有効利用として,1)混合使用による対策,2)粒子形状の改善や高性能AE減水剤の使用による単位水量低減対策,3)アルカリシリカ反応抑制対策,4)ダムにおける骨材の有効利用,を紹介している。今後の課題として,1)地域ごとに検討体制の構築を,2)二次製品への利用,3)簡易に評価できる骨材試験方法の確立,を提案する。