文献
J-GLOBAL ID:200902234724033531   整理番号:08A0063339

いくつかのσ-アルキニルニッケル錯体と7,7,8,8-テトラシアノキノジメタンとの反応

The reactions of some σ-alkynylnickel complexes with 7,7,8,8-tetracyanoquinodimethane
著者 (4件):
資料名:
巻: 693  号:ページ: 381-392  発行年: 2008年02月01日 
JST資料番号: B0412C  ISSN: 0022-328X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
σ-アルキニル錯体Ni(η5-C5H5)(PPh3)-C≡C-R(1),Ni(η5-C5H5)(PPh3)-C≡C-X-C≡CH(2)およびNi(η5-C5H5)(PPh3)-C≡C-X-C≡C-Ni(η5-C5H5)(PPh3)(3)と7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン,TCNQ,の30°Cでの反応はC=C(CN)2へのアルキンC≡Cの挿入により,1からNi(η5-C5H5)(PPh3)-C{=C6H4=C(CN)2}-C{=C(CN)2}-R(4),2からNi(η5-C5H5)(PPh3)-C{=C6H4=C(CN)2}-C{=C(CN)2}-X-C≡CH(5)および3からNi(η5-C5H5)(PPh3)-C{=C6H4=C(CN)2}-C{=C(CN)2}-X-C≡C-Ni(η5-C5H5)(PPh3)(6)とNi(η5-C5H5)(PPh3)-C{=C6H4=C(CN)2}-C{=C(CN)2}-X-C{C=(CN)2}-C{=C6H4=C(CN)2}-Ni(η5-C5H5)(PPh3)(7)を与えた{R=C6H5,4-PhC6H4,4-Me2NC6H4,1-C10H7(1-ナフチル),2-C10H7(2-ナフチル),9-C14H9(9-フェナントリル),9-C14H9(9-アントリル),3-C16H9(3-ピレニル)など;X=1,4-C6H4,1,3-C6H4など}。反応は位置特異的であり,ほかに可能な挿入生成物,R-C{=C6H4=CN)2}-C{=C(CN)2}-Ni(η5-C5H5)(PPh3)などは生成しない。同じ条件下,TCNQと2の-C≡CH,PhC≡CH,1,4-C6H4(C≡CH)2またはFcC≡CHとの反応またはTCNQの一個以上のC=C(CN)2とNi-アルキニル残基との反応に対する証拠はない。錯体4~7はすべて空気に安定で紫色の固体で,元素分析および分光法(IR,UV-Vis,1H-NMR,13C-NMR)およびX線回折で特性化した。4~7のUV-Visスペクトルは同様であり同じ活性発色団Ni-C(5)=C6H4=C(CN)2を含むことを示唆した。これは第一の潜在的発色団フラグメントは平面で,第二のアリール基RはC=C(CN)2平面にほぼ直交している4a,4bの分子構造と一致する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コバルトとニッケルの錯体  ,  有機コバルト・ニッケル化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る