抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ICP-MS法を用いて,降雨後連続した5日間の湧水中の微量元素15種(B,Al,Cr,Mn,Fe,Ni,Cu,An,As,Se,Mo,Cd,Sb,Pb,U)濃度を測定した。その結果,Fe及びNiは検出限界以下であったが,その他の元素について検出された。全ての試料及び項目において水道水水質基準値及び環境水水質基準以下であった。調査期間中,B,Al,Sb,Pb以外の元素については変動は見られなかった。Bは降雨翌日一時的に濃度が低くなり,翌々日には降雨前の濃度になった。Sb及びPbは逆に降雨翌日一時的に濃度が高くなり,その後調査開始時の状態になった。Alは観察期間中降雨後に緩やかに濃度が上昇し,4日後に低下する傾向が観測された。