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J-GLOBAL ID：200902234907685228   整理番号：08A1223705

高分岐フェノール樹脂とそれらの間の絡み合いによる単層カーボンナノチューブの可溶化

Solubilization of single-walled carbon nanotubes by entanglements between them and hyperbranched phenolic polymer

著者 (4件)： OGOSHI Tomoki (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  SAITO Takayuki (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  YAMAGISHI Tada-aki (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  NAKAMOTO Yoshiaki (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 47  号： 1  ページ： 117-123  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2機能性フェノール単量体と3官能性フェノール単量体のLewis酸触媒による重縮合によって,高分岐フェノール高分子(HBP)を調製した。適切なLewis酸を選ぶことによって,首尾よくHBPが得られた。単層カーボンナノチューブ(SWCNT)表面上のHBPの物理吸着を利用して,SWCNTsの可溶化について調べた。SWCNTsはN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)溶液中のHBPの伸展した分岐により溶解するが,直線的なフェノール樹脂中では不溶性であった。テトラヒドロフラン中のHBPの縮んだ分岐の存在下では,SWCNTsはほとんど溶解しなかった。DMF溶液中のHBPの伸展した分岐とSWCNTの絡み合いはSWCNTsの高い溶解度をもたらした。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  可溶化 ,  表面改質 ,  物理吸着 ,  フェノール樹脂 ,  分枝重合体 ,  溶媒効果 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  環状エーテル

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (2件)： N,N-ジメチルホルムアミド ,  テトラヒドロフラン

タイトルに関連する用語 (5件)： 分岐 ,  フェノール樹脂 ,  絡み合い ,  単層カーボンナノチューブ ,  可溶化