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J-GLOBAL ID:200902234927666513   整理番号:09A0041502

輪部上皮細胞のex vivo増幅のための基材として機能するその能力に対する羊膜調製法の効果

The effect of amniotic membrane preparation method on its ability to serve as a substrate for the ex-vivo expansion of limbal epithelial cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 1056-1065  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト羊膜(HAM)を,ヒトでの角膜上皮幹細胞欠損の治療のために使用する輪部上皮細胞(LEC)のex vivo増幅の基材として採用した。この目的のためのHAM調製の最適手法は分かっていない。本研究は,ex vivoでのLEC増幅についての基材として機能する保存HAMの異なる標品の能力を評価した。LECの播種の前のHAMからの羊膜上皮細胞(脱細胞化)の除去の効果,グリセロール低温保存の効果,および過酢酸(PAA)殺菌および抗菌剤除菌の効果を,異なるHAM試験群を用いて評価した。ヒトLECを各標品上で培養し,その後の転帰を評価した:増殖の密集性,細胞密度,細胞形態および仮想上のLECマーカーであるΔN-p63αおよびABCG2の発現。LECの播種前の羊膜上皮細胞の除去は,無傷のHAMよりも高い割合の密集性であるが,低い細胞密度の結果となり,脱細胞化が増殖を増加させないが,むしろ,より大きな細胞の結果となるLECの移動を促進することが示唆された。脱細胞化は,仮想上のLECマーカーであるΔN-p63α(無傷および脱細胞群の両者で≦4%)とABCG2(無傷および脱細胞群の両者で≦3%)を発現する細胞の割合に影響しなかった。HAMのグリセロール低温保存は不良形態,およびΔN-p63α(≦6%)とABCG2(≦8%)を発現する細胞の低比率の結果となった。Hank緩衝塩溶液(HBSS)中で-80°Cで凍結したHAMは,培養LECの良好な形態や,ΔN-p63α(≦68%)とABCG2(≦62%)の高レベル発現を示して(p<0.001)良好だった。HAMの除染のためのPAAまたは抗菌剤の使用は,この機能に影響しないようだった。ex vivoでのLEC増幅のための基材として機能するHAMの能力に影響する変数はほとんど理解されていない。低温保存剤としてのグリセロールの使用は,この能力を妨害するが,単純な凍結HAMはこの目的のために非常に良好に機能するようである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  眼の基礎医学 

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