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J-GLOBAL ID：200902234963576865   整理番号：09A1213380

水素貯蔵化合物NaMgH₃のNMR研究

NMR Studies of the Hydrogen Storage Compound NaMgH₃

著者 (10件)： SHANE David T. (Washington Univ., Missouri) ,  COREY Robert L. (Washington Univ., Missouri) ,  COREY Robert L. (South Dakota School of Mines and Technol., South Dakota) ,  BOWMAN Robert C., Jr. (RCB Hydrides LLC, Ohio) ,  ZIDAN Ragaiy (Savannah River National Lab., South Carolina) ,  STOWE Ashley C. (National Security Complex, Tennessee) ,  HWANG Son-Jong (California Inst. of Technol., California) ,  KIM Chul (California Inst. of Technol., California) ,  KIM Chul (Hannam Univ., Daejeon, KOR) ,  CONRADI Mark S. (Washington Univ., Missouri)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 42  ページ： 18414-18419  発行年： 2009年10月22日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素貯蔵化合物NaMgH₃の水素及び²³Na NMRスペクトルを報告した。NaHとMgH₂をボールミルで粉砕して反応させ,NaMgH₃を調製でき,H NMRのラインは100°Cで格子バックグラウンドに重なる狭い線に変化していた。狭いラインの強度は約100%に達する275°Cまで温度上昇につれて増加した。この変化はどの温度でも水素原子の運動速度が幅広い分布を示すことで説明可能だった。400°Cでアニーリングを行うと,このラインの挙動が変化し,200°C以下の狭い成分がかなり減少した。アニーリング後には緩和速度も減少し,調製直後の材料に歪みが存在することを示した。アニーリング試料の線幅と緩和時間から水素拡散の活性化エネルギーは95kJ/molであることを示した。バルクの磁化率から550式単位当たり1個の自由電子に対応する常磁性を示し,緩和中心の十分な存在を示唆した。

シソーラス用語： *ナトリウム化合物 ,  *マグネシウム化合物 ,  *水素化物 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  摩砕 ,  焼なまし ,  緩和時間 ,  常磁性 ,  活性化エネルギー ,  磁化率 ,  *水素貯蔵材料
準シソーラス用語： ボールミル処理

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水素貯蔵 ,  NMR ,  研究