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J-GLOBAL ID：200902235117603791   整理番号：08A0606767

音声伝達指数に基づく両耳了解度の予測

Binaural intelligibility prediction based on the speech transmission index

著者 (2件)： VAN WIJNGAARDEN Sander J. (TNO Human Factors, P.O. Box 23, 3769 ZG Soesterberg, NLD) ,  DRULLMAN Rob (TNO Human Factors, P.O. Box 23, 3769 ZG Soesterberg, NLD)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 123  号： 6  ページ： 4514  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 音声伝達指数(STI)は,広範囲の環境と用途での音声了解度の客観的予測のための,一般に認められた標準法であるが,このSTIは,基本的には単耳モデルである。音声了解度における両耳聴の利点については,考慮されていない。特殊な条件では,主観的了解度とSTIにはかなりの不整合が齎される。両耳クロス相関曲線に基づいて,両耳バージョンSTIを開発した。このSTIは,両耳異音聴条件における主観的了解度の一致の著しい改善を示す。この新型両耳STIでは,僅かな数のパラメータを元の標準STIに追加し,既存のモデルパラメータを変更しない比較的な簡易なモデルである。単耳条件については,結果は,標準STIと同一であった。この新型モデルを無響,教室,リスニングルーム,そして強反響環境を特徴とする1組の39の両耳異音聴条件について検証した。これらの39条件について,発話了解度[子音-母音-子音(CVC)単語得点]と両耳STIを測定した。これらの条件によれば,両耳STIとCVC単語得点の関連は,単耳聴取について,STI基準曲線(STIとCVC単語得点との標準関連)と一致する。健康な耳によるSTIは,両耳STIモデルに極めて良好に関連しているように見られ,単耳STIは,これらのケースでは,不振な結果であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音声知覚 ,  了解度 ,  予測技法 ,  指数 ,  拡大 ,  双耳聴 ,  音響 ,  モデリング ,  実証実験 ,  予測可能性 ,  単耳聴 ,  比較
準シソーラス用語： 異音 ,  音声伝達指数

分類 (1件)： 聴覚・音声モデル  (EL02070Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 音声 ,  指数 ,  耳 ,  了解度 ,  予測