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J-GLOBAL ID：200902235279131125   整理番号：08A0263483

スルホランを用いた熱誘起相分離による多孔質PVdF膜の調製

Preparation of Porous PVdF Membrane via Thermally Induced Phase Separation Using Sulfolane

著者 (6件)： CUI Zhen-Yu (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  CUI Zhen-Yu (Liaoning Technical Univ., Fuxin, CHN) ,  DU Chun-Hui (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  XU You-Yi (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  JI Gen-Liang (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHU Bao-Ku (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 108  号： 1  ページ： 272-280  発行年： 2008年04月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱誘起相分離過程によるポリフッ化ビニリデン(PVdF)多孔質膜の調製において1種の希釈剤として作用するスルホランが,膜の構造やモルフォロジーに及ぼす影響を研究した。示差走査熱量測定により,この新規PVdF/スルホラン系の状態図を決定した。測定した動的結晶化温度は光学顕微鏡法により観測した粒子生成温度とほぼ一致した。このことから,固体-液体相分離が熱誘起相分離過程で起こることが判明した。結晶化熱は重合体含有量の増加に伴い増した。膜横断面の走査電子顕微鏡観察から,冷却速度の変化により,球晶や非球晶などのPVdFの異なる結晶化モルフォロジーが生成されることが分かった。平均細孔径や細孔径分布の測定から,冷却速度と球晶粒子径などの関係についても考察した。

シソーラス用語： *ポリフッ化ビニリデン ,  発泡プラスチック ,  高分子膜 ,  *相分離 ,  結晶化 ,  微細構造 ,  モルフォロジー ,  示差走査熱量測定 ,  状態図 ,  光学顕微鏡法 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  冷却速度 ,  細孔径 ,  細孔径分布 ,  希釈剤 ,  高分子溶液 ,  スルホン ,  硫黄複素環化合物

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： スルホラン

タイトルに関連する用語 (5件)： スルホラン ,  熱誘起相分離 ,  多孔質 ,  PVDF膜 ,  調製