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J-GLOBAL ID:200902235332930604   整理番号:08A0617221

水質と水中生物への懸濁物質の影響理解

Understanding the influence of suspended solids on water quality and aquatic biota
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号: 12  ページ: 2849-2861  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過去50年間に魚と水生生物への懸濁物質(SS)の影響は世界中で集中的に研究された。SSは美観問題,水処理の高コスト,魚資源の減少,水生環境の深刻な生態系退化となる水質悪化の極めて重要な要因であることが認められている。それで,政府主導の環境機関は淡水系中のSS濃度の水質ガイドラインを推奨した。しかし,これら基準値はしばしば誤っていたり,SS濃度の代替的測定値として濁度概念に基づいたものである。これら推奨水質値の妥当性を評価した。すなわち(1)水生環境へのSSの影響を説明する研究から得られるデータにおける大きな変動と不確実性,(2)それら値が関連すると期待する環境の多様性,および(3)それら環境における条件の範囲。さらに,著者らはSSの代理指標として濁度データだけの信頼性は,SS粒子の粒径分布と形状による影響があるとともにSS濃度以外の要因に対応した濁度測定などに注意して処理すべきであることを提案した。加えて,濁度は本報告で概説した水域においてSSが高濃度となる多くの悪影響の唯一の測定である。水生生物へのSSの影響を理解するのを改善するために,本概説は,まず最初に,高分解能の濁度モニタリングを直接的にSS測定(財源問題により低分解能ではあるが)にあてるべきであることを提案した。このことが,SSを検証して較正した濁度記録がSSと濁度の間の基準的相関関係を構築するのに効果的で,SS問題の正確な大きさのより明確な実態を次々にもたらす。次に,SSはそれらの粒子径分布と化学組成に関して特定すべきである。これは水生生息地におけるSS濃度の変動影響をより総合的に理解する知見を提供する。これら2つの提案した改良は,水生環境状態の低分解能同時測定と組み合わせて,水生環境でのSSの影響の理解と水生環境のより詳細な分類を改善して,SSの効果的な水質ガイドラインの制定に環境特異的な証拠の基礎を提供する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水質調査測定一般  ,  水中の汚染物質の物理分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
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