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J-GLOBAL ID:200902235506903008   整理番号:08A1134664

新規多孔質シリカベースクラウンエーテル含浸高分子複合材料の1-ドデカノールによる改質並びに高レベル液体廃棄物に含まれる幾つかの核分裂及び非核分裂産出物の吸着

Modification of a novel macroporous silica-based crown ether impregnated polymeric composite with 1-dodecanol and its adsorption for some fission and non-fission products contained in high level liquid waste
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巻: 44  号: 11  ページ: 3899-3907  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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4,4′,(5′)-ジ-(t-ブチルシクロヘキサノ)-18-クラウン-6(DtBuCH18C6)を長い炭素鎖化合物1-ドデカノールで分子修飾して,新規多孔質シリカベースキレート高分子複合体のDtDo/SiO2-Pを合成した。SiO2-P粒子にDtBuCH18C6と1-ドデカノールとを含浸及び固定化してそれを合成した。DtDo/SiO2-Pへの新規核分裂産出物及び非核分裂産出物元素の吸着を,323Kにおいて調べた。接触時間及び0.1~4.0MのHNO3濃度の影響を調べた。2.0MのHNO3の適切な濃度において,DtDo/SiO2-Pは試験した元素全ての中でSr(II)に対して強い吸着能力と優れた選択性を示すことがわかった。それは,Ba(II)を例外とし,それ以外の元素に対して極めて弱い吸着能力あるいはほとんど無吸着能力を示した。DtDo/SiO2-Pからの全有機炭素(TOC)の漏洩を評価した。水相におけるTOCの量は,相関係数が0.9751である[TOC]=35.82[HNO3]+115.5の直線式に従い,HNO3濃度が増すにつれ増加した。1-ドデカノール修飾DtDo/SiO2-Pから漏洩するTOC含有量はHNO3濃度1.0~4.0Mの範囲において119.0~269.3ppmであり,修飾無しの場合の漏洩含有量の424.8~634.6ppmよりも明らかに低かった。これは,水素結合を通してのDtBuCH18C6と1-ドデカノールとの分子間相互作用力の結果であった。分子修飾によって,DtBuCH18C6の漏洩を減少させた。開発されたMAREC(抽出クロマトグラフィーによるHLLWからの微量アクチニド希土類元素回収)プロセスで,核使用済燃料の再処理プロセスで高レベル液体廃棄物(HLLW)から主要発熱体の1つであるSr(II)を分離するために,DtDo/SiO2-Pを応用する上で,これらのことは大きな利点である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体のその他の性質  ,  産業廃棄物処理 
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