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J-GLOBAL ID:200902235555140443   整理番号:09A1224317

相互移植実験法を用いた泥炭微生物の機能的意味の評価

An evaluation of the functional significance of peat microorganisms using a reciprocal transplant approach
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 65-71  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土壌生物過程の回復と保全のための微生物多様性と組成の関係に関する現状認識は,一つには機能に対する群集構成の重要度の理由で基本的である。このギャップにより手引きされ,相互移植実験を工夫し,2つの構造的に異なる泥炭にさらされる異なる微生物群集の機能的挙動を評価した。殺菌した泥炭試料は2つのタイプを示した。ひとつは腐植化作用(カヤツリグサ科草本)と他は粗植物物質(繊維)により支配され,それらを,同じまたは相互泥炭のどちらかの10-1,10-3,10-5,または10-8希釈により接種した。接種5か月後に,ヌクレオチド類似技術を用いて,10-1と10-8希釈を受けた試料中の活性細菌群を標識化した。泥炭の機能ポテンシャル(呼吸,養分吸収,及びリグニン分解酵素活性)と活性構造,及び全細菌群集(PCR-DGGE)を評価した。一般に,希釈レベルが増加するとともに,下降呼吸速度の下降と酵素活性の増加がみられたが,細菌豊度に対する希釈の影響は弱かった。細菌群集構造と豊度は接種源と泥炭タイプの両方に依存した。養分吸収に関与する酵素活性は主に土壌型に依存し,一方,リグニン分解活性は泥炭型間の群集構成の差に影響された。活性細菌集団または呼吸のどちらも泥炭型また接種源により影響されなかった。これらの結果により,微生物群集構成と機能間の関係は既与機能をもつ群の分類学幅に関係するだけでなく,接種源における微生物と基質のコロニー形成間の相互作用によりかたちづくられることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌生物 
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