抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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群馬県の榛名山東麓を南北に縦断する50万ボルト送電用鉄塔基礎の設計に当たり,鉄塔ルート付近に広く分布する火砕流堆積地盤における場所打ち杭の周面摩擦力を把握するため,原位置で杭の引揚載荷試験を行った。また,圧縮性の高い火砕流堆積地盤の杭先端支持力を,弾塑性FEM解析を用いた杭の圧縮載荷の数値実験に基づいて評価した。火砕流堆積地盤の杭周面摩擦と先端支持力度は,既往の載荷試験データを収集・再分析した結果と比較し,砂・砂礫の一般土質と同等な設計値として評価が可能であることを示した。なお,載荷試験では,鉄塔基礎に作用する持続荷重・繰返し荷重に対して安全性を確保できる地盤であることを確認した。(著者抄録)