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J-GLOBAL ID：200902235626131904   整理番号：09A0747076

クリープグローン解析のための実験モデル

Experimental model for creep groan analysis

著者 (5件)： FUADI Z (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ADACHI K (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  IKEDA H (Akebono Brake Co. Ltd., JPN) ,  NAITO H (Akebono Brake Co. Ltd., JPN) ,  KATO K (Nihon Univ., JPN)
資料名： Lubrication Science  (Lubrication Science)
巻： 21  号： 1  ページ： 27-40  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： D0612D  ISSN： 0954-0075  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クリープグローン発生の理論的説明は,ダイナミックモデルや数値シミュレーション等を利用して,摩擦-速度関係の効果に焦点をあてるなど,多くの研究者によって既に提案されている。しかしブレーキクリープグローンは,今だ度々発生している厄介な問題である。クリープグローン基礎研究のために,クリープグローン発生のさまざまな要因に対して高感度の実験モデルを提案した。更にそのモデルを製作して,ブレーキの接触材質の組み合わせ,表面粗さ,基準力などの接触状況のパラメータと共に,構造強度のパラメータについて実験した。接触材質の組み合わせでは,実際のブレーキに使われた場合に,容易にクリープグローンを生ずることでブレーキ業界では有名なブレーキライニング物質を使用し,クリープグローン発生の能力を示した。実験において発生したクリープグローンは,接触状況のパラメータと共に,構造強度のパラメータに対して高感度であった。従って,本モデルは,クリープグローンの基礎的解析のために,可能性と有効性を持っているといえる。

シソーラス用語： *低周波雑音 ,  模型試験 ,  モデリング ,  システム ,  ブレーキ ,  ブレーキライニング ,  表面粗さ ,  構造強度 ,  *機械騒音 ,  解析モデル ,  スティックスリップ ,  加速度計 ,  雑音測定 ,  低周波騒音
準シソーラス用語： *クリープグローン ,  ブレーキシステム

分類 (2件)： ブレーキ装置  (QG03030K) ,  音響測定  (BB03040R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 解析 ,  実験モデル