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J-GLOBAL ID:200902235817923819   整理番号:08A0674433

インタリーブ周波数分割多重化における周波数スペクトル回転

Frequency Spectrum Rotation in Interleaved Frequency Division Multiplexing
著者 (2件):
資料名:
巻: E91-B  号:ページ: 2357-2365  発行年: 2008年07月01日 
JST資料番号: L1369A  ISSN: 0916-8516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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インタリーブ周波数分割多重化(IFDM)は,櫛形周波数スペクトルを使用することにより,高いダイバーシチ利得を達成し,同時に直交周波数多重化も確立できる。IFDMでは,変調信号の再送伝送数が増加すると,櫛形周波数スペクトルは狭まり,それにより周波数ダイバーシチ利得は減少する。これに加え,IFDMは多経路フェージングチャネルにより送信信号に加わる経路間干渉からも悪い影響を受ける。本論文では,新しい周波数スペクトル構成を提案する。提案した周波数スペクトル構成では,櫛形周波数スペクトルは各変調記号に対し周波数シフトする。その結果,多数の変調記号から成るフレームの周波数スペクトルは広く拡散される。これに加え,経路間干渉は抑圧できるが,これは変調記号が周波数領域で次の記号に直交しているためである。計算機シミュレーション結果から,周波数ダイバーシチ利得の増加と経路間干渉の抑圧のおかげで,周波数スペクトル回転により良い誤り率性能が実現できることを示す。(翻訳著者抄録)
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