抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR九州では,平成20年12月に大分駅に自動進路制御装置(PRC)を導入し,運用を開始した。大分駅PRCの装置間接続は,汎用のイーサネットLANを使用して接続している。ダイヤファイルの転送を行うダイヤ系LANではTCP/IPプロトコルを,リアルタイム性を要求される制御・表示系LAN(連動制御等に直接関係するLAN)ではUDP/IPプロトコルを使用している。LANを分離することにより情報量の分散を行っている。また,制御・表示系LANは2重系構成とし,信頼性を確保している。また,博多総合指令センターに設備しているシステム管理卓や輸送計画管理システムとの通信はIP網を使用している。運転整理卓では,駅構内の列車運行を円滑に行うため本線列車と構内入換のダイヤを同一画面上に表示し,スジ操作できるようにした。このほかに,博多総合指令センターと連携した各種機能(実施ダイヤの取得,列車番号の授受,システム管理卓の遠隔制御)を実現した。ここでは,上記機能の実現について紹介した。