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J-GLOBAL ID：200902236135982909   整理番号：09A0633527

自動車塗膜用保護フィルム「ラップガード-F」

著者 (3件)： 鈴木俊隆 (日東電工) ,  柴田健一 (日東電工) ,  齊藤友紀 (日東電工)
資料名： 日東電工技報
巻： 47  ページ： 30-34  発行年： 2009年06月10日 
JST資料番号： Z0901A  ISSN： 1348-2475  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラップガード-Fは,ワックス工法の代替として世界で初めて自動車塗膜保護を可能にした粘着保護フィルムである。その開発経緯と性能を述べる。まず,塗膜保護方法をワックス型とフィルム型に大別して各方法の性能を5点表示で比較して表にまとめた。保護フィルムの最大の課題はフィルム剥離語に認められる塗膜変形跡(跡付き)である。これは保護膜と塗膜の熱膨張係数の差による応力発生及び物質移動によるものであり,それぞれの軟化と保護膜の熱膨張係数の差によるもでる。これらはそれぞれ塗膜表面温度の抑制による応力抑制及び溶解度パラメータの差による物質移動の抑制により解決した。また,ラップガード-Fは貼付性能(接着性能),耐候性,及び剥離性能にも優れていることを示した。

シソーラス用語： *保護膜 ,  *性質 ,  自動車 ,  塗装 ,  塗膜 ,  熱膨張係数 ,  熱応力 ,  変形 ,  表面温度 ,  物質移動 ,  溶解度パラメータ ,  耐候性 ,  剥離
準シソーラス用語： *保護フィルム ,  *粘着性 ,  接着性

分類 (1件)： 各種接着剤  (YK03000X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自動車 ,  塗膜 ,  フィルム ,  ラップ ,  ガード