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J-GLOBAL ID：200902236203960285   整理番号：09A0343986

高温超伝導バルクの磁気浮上特性

著者 (5件)： 松本洋明 (津山工高専) ,  定兼純平 (津山工高専) ,  家原和也 (津山工高専) ,  アキラ (津山工高専) ,  原田寛治 (津山工高専)
資料名： 津山工業高等専門学校紀要  (Bulletin of National Institute of Technology, Tsuyama College)
号： 50  ページ： 7-10  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： S0919A  ISSN： 0287-7066  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超伝導の応用のひとつに限流器がある。過電流が流れたとき,超伝導状態から常伝導状態に転移することを利用して,事故短絡電流を抑制するものである。超伝導体は事故電流抑制時にJoule熱により高温となる。事故後の復旧を速やかにするためには,冷却効率を高める必要がある。本研究ではYBa₂Cu₃O_7-xバルクの密度に着目し,Meissner効果による磁気浮上時間を測定して,密度と冷却効率の関係を調べた。焼成温度を低くするかプレス圧を低くすることにより,バルク密度を下げることができた。低密度化によりバルク内に多数の空孔ができ,そこに液体窒素が入って保冷効果が高まり,浮上時間が向上した。液体窒素中において多孔質のバルクは空孔内に液体窒素が入り込むため,冷却効率が上がると思われる。

シソーラス用語： *高温超伝導体 ,  *磁気浮上 ,  *限流器 ,  *冷却効率 ,  Meissner効果 ,  密度 ,  焼成 ,  プレス ,  多孔質体 ,  液体窒素 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  *イットリウムバリウム銅酸化物
準シソーラス用語： バルク高温超伝導体 ,  *超伝導限流器

分類 (2件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I) ,  電力リアクトル  (NB10040N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高温超伝導 ,  バルク ,  磁気浮上