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J-GLOBAL ID:200902236217647466   整理番号:08A0957785

ニンニク鱗茎の加温処理によるS-アリル-L-システインの蓄積

Accumulation of S-Ally-L-cysteine in Garlic Bulbs by Warming
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 410-415  発行年: 2008年09月15日 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 1341-027X  CODEN: NSKKEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ニンニク鱗茎の加温貯蔵により,ニンニク中の生理活性物質の一つであるS-アリル-L-システイン(S-allyl-L-cysteine,ALC)の蓄積効果が認められた。このALCは,ニンニク中の含有量が少なく,従来エタノール水溶液浸漬処理(aqEtOH処理)により得られている成分であるが,加温貯蔵では,aqEtOH処理の処理期間100日以上(常温)に対し,1~2週間でALC蓄積効果が得られた。加温貯蔵の温度は,45~75°CでALC蓄積効果が確認され,55°C2週間で最大のALC蓄積効果が得られた。加温貯蔵とaqEtOH処理による処理効果は,ニンニク鱗茎の休眠の有無に影響を受けた。休眠が覚醒したニンニクでの最大蓄積量は45°C12日間の加温,室温での101日間の浸漬でそれぞれ3.3mmolと1.5mmol/100g dry wt.であった。休眠中のニンニクでのりん片中の最大蓄積量は55°C2週間の加温,室温での91日間の浸漬でそれぞれ2.0mmolと4.0mmol/100g dry wt.であった。(著者抄録)
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分類 (4件):
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食品の加熱  ,  食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品  ,  植物の生化学 
物質索引 (4件):
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引用文献 (20件):
  • 1) Block, E., The organosulfur chemistry of the genus Allium-implications for the organic chemistry of sulfur. Angew. Chem. Int. Ed. Engl., 31, 1135-1178 (1992).
  • 2) Lawson, L.D., Garlic : A review of its medicinal effects and indicated active compounds. ACS. Symp. Ser., 691, 176-209 (1998).
  • 3) Agarwal, K.C., Therapeutic actions of garlic constituents. Med. Res. Rev., 16, 111-124 (1996).
  • 4) 宇田直人,許 栄海,発がんの予防と治療,「ニンニクの科学」,第1版,齋藤洋監修,(朝倉書店,東京),pp 154-176(2000).
  • 5) Stoll, A. and Seebeck, E. Chemical investigations on alliin, the specific principle of garlic. Advan. Enzymol., 11, 377-400 (1951).
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