MnとZrで改良したCo/SiO<sub>2</sub>触媒上でのスラリー相反応器中のFischer-Tropsch合成

LIU Yanyong; HANAOKA Toshiaki; MIYAZAWA Tomohisa; MURATA Kazuhisa; OKABE Kiyomi; SAKANISHI Kinya

文献

J-GLOBAL ID：200902236249018606 整理番号：09A0605237

MnとZrで改良したCo/SiO₂触媒上でのスラリー相反応器中のFischer-Tropsch合成

Fischer-Tropsch synthesis in slurry-phase reactors over Mn- and Zr-modified Co/SiO₂ catalysts

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資料名：
巻： 90 号： 7-8 ページ： 901-908 発行年： 2009年07月
JST資料番号： A0298B ISSN： 0378-3820 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

MnとZrで改良したCo/SiO₂触媒上でガス流れスラリー相反応システム中のFischer-Tropsch(F-T)合成を行った。0.5Lの撹はん槽スラリー反応器(STSR)を触媒のスクリーニングに使用し,12.5Lのスラリー気泡塔反応器(SBCR)を試験パイロット運転に使用した。触媒スクリーニングに0.5L反応器を使用して,平均孔径10nmのSiO₂に担持したCoは,触媒中の適切なCo粒径のために,F-T合成の高い触媒性能を示した。Zr促進剤は活性を改良し,Mn促進剤はF-T合成のCo/SiO₂触媒の安定性を改良した。H₂-TPRプロフィルは,低温のH₂流れ中でCo₃O₄粒子(SiO₂表面の)のCo⁰活性種への還元程度をZrとMn促進剤が改良することを示した。Mn-Zr-Co/SiO₂触媒上での試験パイロット運転のための12.5L反応器を使用して,C₅₊炭化水素(液体燃料)の空間-時間収率(STY)は,種々の溶媒(n-C₁₆H₃₄,n-C₁₄H₃₀,石油スタンドのディーゼル油,F-T粗製油)を使用した場合と殆ど同じ値を示した。ディーゼル油とF-T原油は安値のため,大規模なF-T合成プラントでの使用に適当である。Mn-Zr-Co/SiO₂触媒は,12.5Lの反応器中で1000g-C₅₊kg-cat^-1h^-1より大きいC₅₊炭化水素のSTYを達成した。12.5L反応器からの液体燃料の生産能力は,(24hの連続運転を想定して)1日当り15.6Lに達した。0.5L反応器での反応と12.5L反応器での反応の両方のF-T合成にとって,撹はんは非常に重要であった。また,スラリー反応器の形もF-T合成のためにCOの転化に影響を及ぼした:細長い塔型反応器(SBCR)が触媒を含むスラリー相における反応ガスの滞留時間を伸ばすので,12.5LのSBCR中の反応は,0.5LのSTSR(同じ撹はん速度下に同じくらいのW/F値で)中の反応より高いCO転化を与えた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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変性プロセス , 各種有機化合物の製造

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