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J-GLOBAL ID：200902236377405183   整理番号：08A0373843

未透過液に対する凝集剤の投入を行わない電解凝集処理

Electrolytic aggregation treatment without coagulant dosage for retentate

著者 (3件)： UCHIBORI Toshiya (Dep. of Environmental Sci. and Technol., Saitama Univ., 255 Shimo-okubo, Sakura-ku, Saitama 338-8570, JPN) ,  FUJINO Takeshi (Dep. of Environmental Sci. and Technol., Saitama Univ., 255 Shimo-okubo, Sakura-ku, Saitama 338-8570, JPN) ,  ASAEDA Takashi (Dep. of Environmental Sci. and Technol., Saitama Univ., 255 Shimo-okubo, Sakura-ku, Saitama 338-8570, JPN)
資料名： Separation and Purification Technology  (Separation and Purification Technology)
巻： 60  号： 3  ページ： 341-344  発行年： 2008年05月06日 
JST資料番号： T0428B  ISSN： 1383-5866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緻密な凝集体の生成と両立可能な凝集を促進するための電解処理を開発し,凝集剤の投入無しに未透過液を濃縮するために回分試験で検討を行った。濁度が約200NTUで微粒子の画分が多いカオリン懸濁液を未透過液として用いた。5分間に対して40~160rpmの範囲で混合強度が増加するにつれて電気化学的に処理した懸濁液の凝集は増加した。電解処理は滞留が約150時間で残留濁度も未処理懸濁液の4分の1に減少させ,さらにスラッジ濃度も有意に変化せず,pHが4.5~5.0の範囲で維持した酸性化懸濁液のスラッジ濃度の減少とは対照的であった。粒子表面電荷の正電荷への変化を処理懸濁液で観察したことは,カオリン粘土から電気化学的に放出されたAlイオンの加水分解のせいでpHが5.5~7.0の範囲で粒子の不安定化が起きたことを示している。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *凝集処理 ,  *電気化学的水処理 ,  微粒子 ,  カオリン ,  懸濁液 ,  凝集 ,  スラッジ濃度 ,  表面電荷 ,  pH依存性 ,  金属イオン ,  アルミニウム化合物 ,  不安定性 ,  混濁度 ,  汚泥濃度
準シソーラス用語： *電解浄化【水処理】 ,  アルミニウムイオン ,  不安定化

分類 (1件)： 用水の化学的処理  (SC02040E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 透過液 ,  凝集剤 ,  投入 ,  電解 ,  凝集処理