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J-GLOBAL ID：200902236490798922   整理番号：08A1112335

半導体加速度センサーを利用した高精度傾斜計による斜面崩壊予知の検討

著者 (7件)： 豊澤康男 (労働安全衛生総合研) ,  伊藤和也 (労働安全衛生総合研) ,  TAMRAKAR S. B. (北大) ,  三田地利之 (北大) ,  国見敬 (曙ブレーキ) ,  西條敦志 (曙ブレーキ) ,  大久保智美 (曙ブレーキ)
資料名： 労働安全衛生研究  (Journal of Occupational Safety and Health)
巻： 1  号： 2  ページ： 103-110  発行年： 2008年03月31日 
JST資料番号： L7055A  ISSN： 1882-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 斜面崩壊による労働災害の対策として,低コストで高精度な半導体型加速度センサーを用いた,高精度傾斜計による斜面動態観測システムの適用性について検討した。基幹となるセンサーエレメントの構造・回路図および性能を示し,高精度傾斜計の構成を説明した。実験用土槽内に川砂による勾配60度の模型斜面を作成し,3種類の掘削過程を設定して高精度傾斜計および一般的な変位計を配置した。各掘削過程における斜面・法肩の変位と傾斜角の計測値,および崩壊状況について検討した結果,掘削に伴い斜面が微小変形すること,および崩壊直前の変位量と傾斜角度を把握した。但し,建設現場における安全対策は安全な施工計画が基本であり,当該観測システムは補完的な位置付けとすべきである。

シソーラス用語： *斜面崩壊 ,  *傾斜計 ,  *加速度計 ,  観測装置 ,  圧電半導体 ,  回路図 ,  模型試験 ,  砂質土 ,  掘削 ,  変位測定 ,  変形 ,  傾斜角 ,  閾値 ,  破壊モード ,  労働災害 ,  安全管理 ,  予測技法
準シソーラス用語： 崩壊モード

分類 (2件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  建設管理  (RA01096R)

引用文献 (6件)：

• 1) 例えば,建設業災害防止協会.平成17年度版建設業安全衛生年鑑.建設業災害防止協会;2005:212p.
• 2) 伊藤和也,豊澤康男,Tamrakar SB,堀井宣幸.建設工事中の斜面崩壊による労働災害の調査・分析.日本地すべり学会誌.2005;418(6):17-26.
• 3) Terzaghi K, Peck RB. Soil Mechanics in Engineering Practice. John Wiley & Sons, Inc.; 1969.
• 4) 切土法面の調査・設計から施工まで編集委員会編.地盤工学・実務シリーズ5 切土法面の調査・設計から施工まで.1998:476p.
• 5) 地盤技術者のための情報化設計・施工入門編集委員会編.入門シリーズ26 地盤技術者のための情報化設計・施工入門.2000:162p.

タイトルに関連する用語 (4件)： 半導体加速度センサー ,  傾斜計 ,  斜面崩壊 ,  予知