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J-GLOBAL ID:200902236560429350   整理番号:09A1053502

セレン蛋白質P - 哺乳類における発現,機能及び役割

Selenoprotein P-Expression, functions, and roles in mammals
著者 (2件):
資料名:
巻: 1790  号: 11  ページ: 1441-1447  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セレン蛋白質P(Sepp1)は二つのドメインで構成された分泌蛋白質である。より大きなN末端ドメインは酸化還元モチーフに1個のセレノシステイン残基を含み,小さいほうのC末端ドメインは他の9個のセレノシステインを含む。長さの異なるSepp1イソ型は生じるが,その定量には成功していない。Sepp1の肝臓合成は全身のセレン含量に影響を及ぼすが,肝臓は大半の血漿Sepp1の供給源である。リポ蛋白質受容体ファミリーのメンバーであるapoER2はSepp1と結合し,その精巣への取込みと脳によるセレンの滞留を促進する。もう一つのリポ蛋白質受容体であるメガリンは腎臓の近位糸球体への濾過されたSepp1の取込みを促進する。このように,Sepp1はセレンのホメオスタシスと分布に貢献した。Sepp1を欠くマウスは,Trypanosoma congolenseによる感染から野生型マウスよりも大きな罹患率及び死亡率を被った。Sepp1のN末端ドメインのみを発現するマウスは,野生型マウスと同じ疾病重篤度を有し,感染に対するSepp1の防御機能がN末端(酸化還元)ドメインに存在することを示した。このように,Sepp1はいくつかの機能を有する。さらに,血漿Sepp1濃度はセレン欠乏において低下し,従って,Sepp1はセレンの栄養状態の指標として用いることができる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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