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J-GLOBAL ID:200902236617404317   整理番号:08A0599606

雑草,かび,と線虫類に対するバイオベース殺虫剤としてオリーブ工場廃棄物と堆肥の潜在力

Potential of olive mill waste and compost as biobased pesticides against weeds, fungi, and nematodes
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巻: 399  号: 1-3  ページ: 11-18  発行年: 2008年07月25日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オリーブ工場廃棄物の植物毒性と抗菌性は過去10年間に広く研究され示された。しかし植物伝染菌に対する生物分解殺虫剤としての能力利用はまだあまり理解されていない。本研究では実験室バイオアッセイのシリーズを設計し,いくつかの植物伝染菌に対し,安定性の異なる程度を持つ2相オリーブ工場廃棄物(TPOMW)とTPOMW堆肥の水抽出物の抑制効果を調べた。ミクロアッセイで調べたTPOMW抽出物は10倍希釈でPhytophthora capsiciを強く抑制し,反対にPythium ultimumとBotrytis cinereaに対する抑制は強く無くTPOMWサンプル種に依存した。成熟堆肥はP.capsiciとB.cinereaを50倍希釈で強く抑制した。TPOMWもTPOMW堆肥抽出物のどちらも,basidiomycete根腐病剤Rhizoctonia solaniの成長抑制は出来なかった。さらに研究はTPOMW抽出物の雑草の発芽に対するアレロパシー効果を調べ,4つの侵入性と世界的に広く繁殖している雑草(Amaranthus retrofexus,Solanum nigrum,Chenopodium albumとSorghumhalepense)について行った。TPOMWと未成熟TPOMW堆肥抽出物の両方はA.retroflexusとS.nigrumの発芽を抑制したが,成熟堆肥抽出物はS.nigumの発芽の1部のみを抑制した。最後にTPOMW抽出物はネコブセンチュウの卵ふ化を強く抑制し,第2段階幼生(J2)を死亡させた。しかし第1段階と第2段階TPOMW堆肥抽出物の高濃度のみが,J2死亡と卵ふ化の両方に抑制効果を示した。本研究結果はTPOMWとTPOMW堆肥に天然の高い殺菌効果のある化学物質の存在を示し,持続的農業システムで使用するためさらなるバイオ殺虫剤研究がなされなければならない。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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農業廃棄物の利用 

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