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J-GLOBAL ID:200902236773223152   整理番号:09A0151686

形質転換タバコ植物体におけるアリル炭化水素受容体リガンドのバイオアッセイのための組換アリル炭化水素受容体

Recombinant aryl hydrocarbon receptors for bioassay of aryl hydrocarbon receptor ligands in transgenic tobacco plants
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 119-128  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: W1741A  ISSN: 1467-7644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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工業薬品類およびその副産物類による環境の化学汚染は,環境および健康の面から大きな関心が寄せられており,特にダイオキシン類およびその残渣は高度に親油性で環境において持続性であることから,低濃度でも土壌や農産物を汚染し,生体に蓄積することが知られている。組換アリル炭化水素受容体(AhR)類によって制御される新規のダイオキシン誘導レポーター遺伝子発現系を開発した。XDV類と名付ける組換AhRに基づく転写因子類は,細菌のレプレッサー蛋白質LexAのDNA結合ドメイン,マウスのAhRに由来する90kDの熱ショック蛋白質とリガンド結合制御ドメイン,および単純ヘルペスウイルスの制御蛋白質VP16のトランス活性化ドメインから成っている。XDV類を持つ形質転換タバコは,固体培地やバーミキュライトから3-メチルコラントレン,β-ナフトフラボンおよびインジゴを含む種々のAhRリガンド類を吸収し,GUSレポーター遺伝子の用量/時間依存の発現を示した。これらの結果は,XDV類がAhRリガンド類に応答する機能的転写因子類であり,XDVに仲介されるレポーター遺伝子発現系が環境におけるダイオキシン残渣類のバイオアッセイに応用可能であることを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物学一般  ,  遺伝子発現  ,  土壌汚染  ,  生物科学研究法一般 

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