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J-GLOBAL ID:200902236850629230   整理番号:08A0914679

新鮮な果実および野菜中のリステリア菌に対する生物防除Leuconostoc株群

Bioprotective Leuconostoc strains against Listeria monocytogenes in fresh fruits and vegetables
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号: 1-2  ページ: 91-98  発行年: 2008年09月30日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新鮮果実および野菜から分離した10株のLeuconostoc mesenteroidesおよび1株のL.citreumのリステリア菌に対する拮抗性を調べた。ランダム増幅多型DNA(RAPD)を用いて,分離株間の遺伝的相違を解析した。全分離株がクラスターを形成したが,リステリア菌の基準株ATCC 8293,L.fallaxおよびL.citreumとは異なっていた。有機酸,過酸化水素およびバクテリオシンが主要な抑制機構として検出できた。バクテリオシン産生株の培養ろ液の性質を調べた結果,CM135とCM160株の抗菌活性が温度とpHに対して安定であり,リステリア菌に対して殺菌性作用機序を示すことが判明した。産生しているバクテリオシンはクラスIIaに属し,遺伝子の配列解析の結果はメセンテリシン Y105と完全に同族であることを示した。ゴールデンデリシャスリンゴの創傷とアイスバーグレタス片におけるリステリア菌の抑制に対する病原菌と乳酸菌の相対的量の作用について調べた。生存する病原菌の濃度の10倍減少(ED90)に必要な生物防除株の用量比較の結果,CM160株がリステリア菌に対して最も効果的であることが判明した。病原菌のレベルの程度がレタス1gあるいはリンゴ1創傷当り1.0・103~5.0・104cfuのときに,ED90値は1.3・104~5.0・105cfu/gあるいは創傷であった。株の効果を接種した病原菌の用量に対するED90値の割合としても測定した。最も低い割合は,CM160株が病原菌1細胞あたり5~50細胞のときであった。上記の株が新鮮果実および野菜におけるリステリア菌発生の防除に適用できる可能性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品衛生一般  ,  園芸食品一般 

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