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J-GLOBAL ID:200902236912217081   整理番号:09A0456149

磁気粘性流体を利用した毛細管内面研磨技術の開発

Study of Internal Finishing Process for Capillary using Magneto-rheological Fluid
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 612-616  発行年: 2009年05月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,MRF(磁気粘性流体)ベーススラリーを毛細管内面研磨に適用し,その加工特性,加工機構について実験的に解明した。これにより得た主な知見を次に示した。1)磁極振動方式による磁気粘性流体を利用した毛細管内面研磨を提案し,加工原理を具現化する研磨装置を開発したこと,2)加工部に高い磁場を印加するほど,毛細管内面に対する高い加工作用が得られること,また加工部の磁束密度が高いほど高い加工作用が得られること,3)MRFスラリーは,毛細管内部での磁場印加範囲に応じた供給量のときに,磁極追従性が最も高く,大きな摩擦力を示すこと,また磁極の移動速度が高いほどスラリーは磁極に追従し難く,加工作用が低下すること,4)磁気粘性流体を利用した毛細管内面研磨による,SUS316Lステンレス鋼毛細管(外径1.0mm×内径0.8mm,および外径0.5mm×内径0,4mm)内面の平滑化に対する加工可能性を確認したこと,5)本加工技術は,磁気感応性流体の高い流動性と磁力を利用するため,小径の毛細管であるほど有効な加工技術となり得ること。
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分類 (2件):
分類
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研削  ,  電磁流体力学 
引用文献 (6件):
  • 1) 黒部利次, 山田良穂,山本桂一郎,三浦毅彦: 極細ステンレス鋼管内壁の高速流動研磨(第3報)-ガラスビーズ添加の効果-,精密工学会誌, 64, 9 (1998) 1325.
  • 2) 山口ひとみ,進村武男,金田恵子: 磁性流体を利用したマイクロマシニング技術の研究開発-細管内面の精密加工-,日本機械学会関東支部10周年記念ブロック合同講演会-2003 桐生-講演論文集,(2003) 219.
  • 3) Hitomi Yamaguchi, Takeo Shinmura, Ryota Ikeda: Study of Internal Finishing of Austenitic Stainless Steel Capillary Tubes by Magnetic Abrasive Finishing, Proceedings of 2006 ASME International Conference on Manufacturing Science and Engineering, (2006) 21000.
  • 4) 佐藤隆史,山口ひとみ,進村武男,岡崎貴彦: 磁気粘性流体を利用した鏡面創成技術の開発, 砥粒加工学会,51, 4 (2007), 238.
  • 5) 佐藤隆史,山口ひとみ,進村武男,岡崎貴彦:磁気粘性流体を利用した精密加工技術の開発研究 -第2報:MRF ベーススラリーの挙動が加工特性に及ぼす影響-,精密工学会誌,72, 11 (2006) 1402.
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