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J-GLOBAL ID:200902236921510840   整理番号:08A0155378

開環メタセシス重合(ROMP)に基づく高分子酸化防止剤の合成および熱酸化分解からポリプロピレン(PP)を防ぐためのそれらの酸化防止活性

Synthesis of polymeric antioxidants based on ring-opening metathesis polymerization (ROMP) and their antioxidant ability for preventing polypropylene (PP) from thermal oxidation degradation
著者 (3件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 347-352  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒンダードフェノール基を持つノルボルネン誘導体1~5を合成し,Grubbs第1代触媒による開環メタセシス重合(ROMP)を行い,対応する高分子酸化防止剤を調製した。p-トルエンスルホニルヒドラジド(TSH)で水素化後,飽和高分子鎖を持つ高分子酸化防止剤を調製した。生成した高分子酸化防止剤をゲル浸透クロマトグラフィー(GPC),1H-NMRおよび示差走査熱量測定(DSC)により特性解析した。重合活性に関して,単量体1は最高のROMP活性を有したが,一方単量体5は立体障害のために単独重合を起こすことができなかった。ポリプロピレン(PP)系における酸化誘導温度(OIT)により測定した,これらの高分子酸化防止剤の酸化防止活性は熱酸化に対してPPを保護することであった。結果から,高分子酸化防止剤の添加によりPPが安定化されるとPPのOITは明らかに増加することが分かった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酸化防止剤,安定剤  ,  単独重合 
物質索引 (5件):
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