抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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道路防雪林は吹雪による道路上の吹き溜まり防止と視界障害の緩和を目的に,道路に沿って造成される防雪林帯である。鉄道林が吹き溜まり防止を目的としているのに対して,道路林はこれに加えて,視程障害の緩和を期待されているのが特徴である。標題の論文では,北海道における道路防雪林の特徴とその課題についてまとめた。まず,北海道における道路防雪林の造成について概説した。ついで,道路防雪林の特徴として,鉄道防雪林に比べて林帯幅が狭く,10から30mが標準であることなどを述べた。さらに,道路防雪林の最近の課題として,間引き,初期の成長不良,成長木の風倒,鹿による害をあげた。最後に,防雪林における新たな取り組みを示した。