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J-GLOBAL ID:200902236951286201   整理番号:09A0733403

振動する円筒のロックイン現象における位相シフトの遷移特性

Transitional Characteristics of Phase Shift in Lock-in Phenomena of an Oscillating Cylinder
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 479-489 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0022A  ISSN: 1880-5558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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物体を強制振動する試験の変位と物体は以後の渦形成によって生じる速度変動の間の位相遅れ特性を調べた。試験物体として二等辺三角形断面プリズムを使った。二等辺三角形の底辺は100mmでプリズムのスパン方向長さは300mmである。試験物体を0.205~0.235Hzにおいて0.005Hzおきに7種類の周波数で回転振動させると0.220Hzの自然渦放出が生じた。その結果,位相遅れ挙動は次のようになった。1)一般的には,ロックイン領域では位相遅れがπだけシフトした。その他に,位相遅れの間欠的滑りが観察された。2)強制振動が試験物体の自然渦放出周波数になっても,変動速度は強制振動と完全には同期しない。3)強制振動周波数が自然渦放出周波数になったときは,速度変動の振動との動機率は最大で80%であった。(翻訳著者抄録)
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