抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,ネットワークコーディング(NC)という新しい転送パラダイムを用いて無線ネットワークスループットを向上する研究が注目されている。無線ブロードキャスト性質に加え,ノードが静的でかつ電力の制限があまりないという特徴を持っている無線メッシュネットワーク(WMN)では,NC適用によりスループットを大幅に改善できる事が明らかにされた。しかし,既存手法には,端末が互いにバッファー情報を既知していると仮定したり,定期的な制御パケットのブロードキャストに頼んだりという欠点がある。そこで,本報告ではループ情報を用いて端末がいつ,どのようにコーディングを行うべきかを推測する手法を提案する。更に,符号化パケットを転送する際,信頼性のある一括転送方式の検討も行う。シミュレーションにより提案手法の有効性を示す。(著者抄録)