抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道の日本海沿岸地域には火砕岩を主体とした急崖地形が広く分布し,かつて1981年の雄冬岬,1996年の豊浜トンネル,1997年の第2白糸トンネルでの崩壊など,大規模な岩盤崩壊が数多く発生している。それらの岩盤崩壊から道路を安全に保つ為に,崩壊原因の解明と災害防止に向けた調査・評価技術の構築などが強く求められている。本研究においては,上位に溶岩層,下位に火砕岩層が分布し,過去に何度も崩壊を繰り返している不安定な岩盤斜面(北海道石狩市浜益区川下)を調査対象として,詳細な現地調査や岩石物性試験を行い,調査地の崩壊誘因や風化進行状況について考察するとともに,調査地の崩壊発生機構について検討した。(著者抄録)