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J-GLOBAL ID：200902237327681909   整理番号：09A0189179

確率統計理論による亀裂特性データの相互関係の整理と数値解析モデルによる妥当性検証

VALIDATION STUDY ON RELATIONSHIPS AMONG FRACTURE ROCK MASS DATA BASED ON PROBABILITY AND STATISTICAL METHODS BY NUMERICAL MODEL

著者 (4件)： 鈴木俊一 (大成建設株式会社 原子力本部原燃サイクル部) ,  本島貴之 (大成建設株式会社 原子力本部原燃サイクル部) ,  井尻裕二 (大成建設株式会社 原子力本部原燃サイクル部) ,  青木広臣 (独立行政法人原子力安全基盤機構 規格基準部)
資料名： 土木学会論文集 C(Web)
巻： 65  号： 1  ページ： 185-195 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 1880-604X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 岩盤中の亀裂や断層といった不連続面の分布特性,形状及び透水性などの物理的特性は,一般的に亀裂性岩盤の力学的特性及び水理学的特性を支配している.本検討では亀裂を有する岩盤をモデル化する手法であるDFNモデルを対象に,原位置で取得可能な各亀裂特性とそれらの相互関係に着目し,DFNモデルを作成するための各亀裂特性の相互関係を確率統計理論に基づいて整理した.さらに,この相互関係の妥当性を検証するために,当該相互関係を用いて作成したDFNモデル中に仮想のボーリング孔を掘削して亀裂頻度を観測し,後述する亀裂頻度の理論式から予測される亀裂頻度の理論統計値との比較検証を実施した.(著者抄録)

シソーラス用語： *亀裂 ,  解析モデル ,  岩盤 ,  *面 ,  確率 ,  頻度 ,  統計モデル ,  *岩盤不連続面 ,  モデル
準シソーラス用語： 統計模型 ,  DFNモデル ,  亀裂頻度 ,  *不連続面【岩盤】

分類 (1件)： 岩盤の力学的性質  (HE02000H)

引用文献 (24件)：

• 1) 大西有三:不連続面を有する岩盤の解析手法の変遷,電力土木,No.270, pp.3-12, 1997.
• 2) Goodman, R. E., Tylor, R. and Brekke, T. L.: A model for the mechanics of jointed rock, J. Soil Mech. and Found. Eng. Div., ASCE, SM3, 94, pp.637-659, 1968.
• 3) Oda, M.: Fabric tensor for disicontinuous geological materials, <i>Soil & Found</i>., Vol.22, No.4, pp.96-108, 1982.
• 4) 吉田秀典,堀井秀之:マイクロメカニクスに基づく岩盤の連続体モデルと大規摸空洞掘削の解析,土木学会論文集,No.535/III-34, pp.23-41, 1996.
• 5) 井尻裕二,沢田淳,坂本和彦,内田雅大,石黒勝彦,梅木博之,大西有三:割れ目ネットワークモデルの水理特性に及ぼす割れ目スケール効果の影響,土木学会論文集,No.694/III-57, pp.179-194, 2001.

タイトルに関連する用語 (6件)： 確率 ,  亀裂 ,  相互関係 ,  整理 ,  数値解析モデル ,  妥当性検証