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J-GLOBAL ID:200902237528088262   整理番号:09A1236801

結腸直腸および胃癌でしばしば過剰発現しているCDCA1とKNTC2に対するsiRNAが仲介するノックダウンは細胞増殖を抑制しアポトーシスを誘導する

siRNA-mediated knockdown against CDCA1 and KNTC2, both frequently overexpressed in colorectal and gastric cancers, suppresses cell proliferation and induces apoptosis
著者 (17件):
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巻: 390  号:ページ: 1235-1240  発行年: 2009年12月25日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ndc80は有糸分裂における安定な微小管-動原体付着,染色体整列,そして紡錘体チェックポイント活性化において重要な役割を担うことが示されている。それは2つのヘテロ二量体,CDCA1-KNTC2とSPC24-SPC25から成る。CDCA1とKNTC2の過剰発現は非小細胞肺癌(NSCLC)における悪い予後と関連があることが報告されており,CDCA1またはKNTC2に対するsiRNAが仲介するノックダウンはNSCLC,卵巣癌,子宮頸癌そして神経膠腫において細胞増殖を阻害しアポトーシスを誘導することが見いだされている。従って,CDCA1とKNTC2は幾つかの癌における分子標的治療や診断の良い候補であると考えることが出来る。しかし結腸直腸および胃癌(CRCとGC)におけるNdc80複合体の役割は依然不明なままである。本研究において,我々はCRCとGCにおけるCDCA1,KNTC2,SPC24そしてSPC25の発現レベルを評価するのにqRT-PCRを使用し,細胞増殖とアポトーシスを調べるためsiRNAが仲介するノックダウンを用いた。これら4つの遺伝子のmRNA過剰発現が,対応する正常粘膜と比較してCRCおよびGCで見られた。加えて,CDCA1,KNTC2,SPC24そしてSPC25の腫瘍/正常比の発現レベルはCRCにおいて互いに相関があった。MTT分析はCDCA1またはKNTC2のsiRNAによるノックダウン後の細胞増殖は著しく抑制されることを明らかにし,フローサイトメトリー分析は両遺伝子に対するノックダウン後のsubG1画分の著しい増加を明らかにした。我々の本結果はNdc80の構成要素分子の発現制御はCRCやGCの患者の分子標的治療に利用できうることを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 

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