抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ショット境界検出は,映像解析における最も基本的な処理の一つであり,高い検出精度と高速な処理が求められる。本論文では,複数の特徴量に基づいてディゾルブ,フェードを含むショット境界を高速に検出する手法を提案する。提案手法では,ショット境界の可能性が低いフレームに対しては処理を省略し,可能性がある部分についてのみ様々な特徴量を逐次的に算出することにより,精度良く高速にショット境界を検出する。マルチメディア解析の国際的な競争型評価ワークショップであるTRECVID2007に参加し提案手法を評価したところ,平均再現率が90.4%,平均適合率が92.8%という良好な結果が得られた。また,約425分のテストデータに対する処理時間は208秒(MPEG-1のデコード時間を除く)となり,実時間の約1/123という高速な処理が実現できた。(著者抄録)