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J-GLOBAL ID:200902237934226170   整理番号:09A0944798

海洋光合成細菌Rhodovulum sulfidophilumの細胞外DNA生産とフロキュレーションの特性化

Characterization of extracellular DNA production and flocculation of the marine photosynthetic bacterium Rhodovulum sulfidophilum
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 349-356  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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前報した,完全成熟サイズtRNA及び16S及び23S rRNA断片を可溶型で分泌する海洋光合成細菌Rhodovulum sulfidophilum DSM2351が培養培地に分泌する可溶性DNA生産とフロキュレーションとの関連を調べた。DSM2351を嫌気的光照射に栄養素リッチ及びプア培地で培養した。細胞内DNAと細胞外DNAはヌクレオチド配列に差異がなく,細菌フロックはDNアーゼ又はRNアーゼによって分解された。リッチ培地で培養すると細菌は小さなフロックを形成し,大きなDNAを生産し,プア培地で培養すると細菌は細胞の巨大フロックを形成し,細胞外可溶性DNAはほとんど観察されなかった。α-シクロデキストリンをクオラムセンシング阻害剤として添加するとプア培地での巨大フロック維持が阻害された。α-シクロデキストリンが存在すると,フロックが迅速に分解され,細胞外可溶性DNA生産が増加した。本結果はR.sulfidophilumの細胞内可溶性及び不溶性DNAは細菌小集団のリシスによって生産され,この部分的リシスがクオラムセンシングによって制御されていることを示唆した。
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分類 (3件):
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核酸一般  ,  微生物生理一般  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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