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J-GLOBAL ID:200902237955720077   整理番号:09A0442430

ヒトグルコーストランスポータGLUT1において基質親和性を決定する主要残基の同定

Identification of a key residue determining substrate affinity in the human glucose transporter GLUT1
著者 (5件):
資料名:
巻: 1788  号:ページ: 1051-1055  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酵母Saccharomyces cerevisiaeトランスポータHxt2の膜貫通領域7におけるAsn331は,包括的なキメラ手法によって,高親和性グルコース輸送のための単一の主要残基として同定されている。哺乳類のグルコーストランスポータGLUT1は,Hxt2と同じ主要促進因子スーパーファミリーに属し,従って,基質認識の同様の機構を示すであろう。Hxt2のAsn331に相当するヒトGLUT1におけるIle287の機能的役割は,それぞれ他の19アミノ酸による,その置換によって調べられた。変異体トランスポータはGLUT1のために最近開発した酵母発現系で個別に発現された。Ile287の置換は,酵母トランスポータの対応する変異体のそれと良く相関した,グルコースに対する種々の親和性を持つトランスポータを生成した。グルコースに対して高親和性を示している残基は,中間の大きさで,芳香族でなく,非荷電の,水素結合能力がないものである。このことは,van der Waals相互作用の重要な役割を示唆している。推定細胞外表面グルコース結合部位に対する特異的阻害剤,フロレチンに対する感受性は2つの変異体で減少していた。一方,推定細胞内表面グルコース結合部位に対する特異的阻害剤,サイトカラシンBに対しては変化がなかった。これらの結果は,Hxt2で明らかになったように,Ile287がGLUT1において高いグルコース親和性を維持するための主要残基であること,および細胞外グルコース結合部位,又はその近傍に位置することを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞膜の輸送 

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