抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「社会通念上同一の商標」の判断基準の明確化を図るべく,2000年始めから2007年末までの不使用取消審判の審決の分析を行い,審決および審判便覧の類型の整理を試みた。審決および審判分類の各類型:(類型1)書体の変更,(類型2)文字種の変更,(類型3)段書き,(類型4)文字の付加/欠落/変更,(類型5)図形の有無,(類型6)図形同士,(類型7)その他,に関して,審判便覧の事例,事案の紹介とコメント,ならびに実務上の指針について解説した。不使用取消審判における商標の同一性の判断は,出願商標の態様を決める上でも,登録商標の整理をする上でも,重要な意味を有することなどを述べた。各類型の事案例を,審判番号,登録商標,使用標章,理由参考等の表を付した。