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J-GLOBAL ID：200902238399318937   整理番号：09A0033418

次世代化学技術の展望 次世代型高機能ポリオレフィン系材料の創成

著者 (4件)： 谷池俊明 (北陸先端科学技術大学院大) ,  岡本建三 (北陸先端科学技術大学院大) ,  山口政之 (北陸先端科学技術大学院大) ,  寺野稔 (北陸先端科学技術大学院大)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 54  号： 1  ページ： 39-43  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)に代表されるポリオレフィンは,全世界の生産能力が1億トンに近づき今後も年率5~6%の増加が見込まれる巨大産業を形成している。日本においても,現在6百万トン程度の生産能力を有しており,基幹産業のひとつとなっている。しかしながら,欧米では1社で日本全体の生産量を超える規模の巨大企業が何社も存在しており,また,近年の東アジア,東南アジア,中東でのポリオレフィン生産量の増加のため,今後はコスト競争力が低下することは避けられない。このような状況下,日本が世界との競争に打ち勝つためには触媒やプロセス,成形加工,異種材料との複合化などの要素技術,さらにはそれらの融合技術による真のブレークスルーが必要となっている。本稿では,これらの幅広い研究領域を対象として,最近の技術的進展の一部を簡単に紹介した。ポリオレフィンの開発には,触媒研究,製造プロセス開発,安定化,他材料との複合化技術,成形加工技術,構造解析技術など多くの要素技術が必要になってくるが,さらなる技術的発展のためにはそれらを統合したような形での研究開発が特に必要となってくる。

シソーラス用語： 技術革新 ,  科学技術 ,  化学 ,  技術展望 ,  *ポリオレフィン ,  *機能材料 ,  ポリエチレン ,  ポリプロピレン ,  生産能力 ,  生産量 ,  競争力 ,  触媒 ,  生産工程 ,  成形 ,  構造解析 ,  研究開発 ,  不均一系 ,  弾性 ,  配向
準シソーラス用語： 高機能化 ,  製造プロセス ,  複合化

分類 (1件)： ポリオレフィン  (YH07090L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 次世代 ,  化学技術 ,  展望 ,  ポリオレフィン系 ,  創成