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J-GLOBAL ID:200902238605144665   整理番号:09A1034926

テトラクロロエテンを脱塩素してtrans-1,2-ジクロロエテンにする”Dehalococcoides”sp.MB株の分離と特徴

Isolation and Characterization of “Dehalococcoides” sp. Strain MB, Which Dechlorinates Tetrachloroethene to trans-1,2-Dichloroethene
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資料名:
巻: 75  号: 18  ページ: 5910-5918  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トランス-1,2-ジクロロエテン(トランス-DCE)を生成する微生物Dehalococcoidessp.MB株を湾部の堆積物から分離した。現在知られているテトラクロロエテン(PCE)またはトリクロロエテン(TCE)を脱塩素する純培養の微生物が主にシス-DCEを生成するのに比べて,MB株はPCEを還元的に脱塩素して,7.3:1の割合でトランス-DCEとシス-DCEを生成した。MB株は,嫌気的呼吸で電子供与体としてH2を,電子受容体としてPCEまたはTCEを利用した。MB株は円盤状で,非運動性の細菌であった。原子間力顕微鏡による観察では,MB株細胞は単細胞または二細胞で,直径が1.0μm,厚さは約150nmであった。16S rRNAのPCRおよび還元的デハロゲナーゼ(RDアーゼ)遺伝子の定量的実時間PCRで,MB株が純培養であることを確認した。MB株はDehalococcoides ethenogens195株と16S rRNAの遺伝子配列が100%一致したが,これら2つの株では脱塩素の経路が異なった。マイクロアレイ解析の結果,195株に存在する10のRDアーゼはMB株でも検出された。
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  酵素一般 
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