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J-GLOBAL ID:200902238642062105   整理番号:08A0639108

エイコサペンタエン酸はペルオキシソーム増殖因子活性化受容体αの存在下で血漿および肝コレステロール値を低下させる

Eicosapentaenoic acid lowers plasma and liver cholesterol levels in the presence of peroxisome proliferators-activated receptor alpha
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巻: 83  号: 1-2  ページ: 19-28  発行年: 2008年07月04日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エイコサペンタエン酸(EPA)は血漿中のコレステロールと中性脂肪を減少させることが知られているが,その正確な分子機序は報告されていない。本研究の目的は,血漿コレステロールおよび中性脂肪値低下におけるEPAの作用機序を決定することであった。本試験において,高純度EPAの長期投与は野生型マウスにおける血漿および肝コレステロール値を効果的に低下させたが,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α(PPARα)欠損マウスではその効果はみられなかった。野生型マウスにおいてのみ,肝におけるコレステロール生合成とコレステロール流出に関連する遺伝子の転写レベルでの有意なダウンレギュレーションが検出された。リポタンパク質の集合と取り込み,細胞内コレステロール輸送,胆汁酸生合成,胆汁分泌に関与する分子にも,若干の変化がみられた。EPA投与によるコレステロールのホメオスタシスを調節する転写因子の変化は,ステロール調節エレメント結合蛋白質-2(SREBP-2)を除きわずかであった。これらの所見に基づき,EPAは肝のコレステロール生合成酵素とコレステロール流出蛋白質の遺伝子発現を抑制することにより血漿コレステロール値を低下させることが示唆された。成熟SREBP-2の機能は,PPARα存在下で重要な役割を演じていると思われた。本試験は,高コレステロール血症の予防と治療におけるEPA使用の理論的根拠追加の新たなエビデンスとなる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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脂質代謝作用薬の基礎研究  ,  遺伝子発現 
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