文献

J-GLOBAL ID：200902238721096988   整理番号：09A0584435

差分光吸収分光法(DOAS)における気体濃度を計算するためのFourier変換の使用

Using Fourier Transform to Calculate Gas Concentration in DOAS

著者 (5件)： LIU Qianlin (Coll. of Environmental Sci. and Engineering; South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  WANG Lishi (Coll. of Chemical Science; South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  HUANG Xinjian (Coll. of Chemical Science; South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  WU Yandan (Coll. of Environmental Sci. and Engineering; South China Univ. of Technol., Guangzhou) ,  XIAO Mingwei (Coll. of Environmental Sci. and Engineering; South China Univ. of Technol., Guangzhou)
資料名： Guangpuxue yu Guangpu Fenxi  (Guangpuxue yu Guangpu Fenxi)
巻： 28  号： 12  ページ： 2830-2834  発行年： 2008年 
JST資料番号： C2093A  ISSN： 1000-0593  CODEN： GYGFED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 高感度,高分解能,多重成分,実時間及び迅速モニタリングの分析ツールである差分光吸収分光法(DOAS)は大気汚染物質モニタリングの新しい方法になりつつある。DOAS法においてSO2,NO,NH3及びNO2のような多くの気体スペクトルは明確な周期性をもつ。主要空気汚染物質気体のSO2,NO及びNO2を目標に,DOASを用いてそれらをモニタし,Fourier変換を用いて上述の吸収スペクトルを解析する。Hanning窓の条件下で,Fourier変換を用いて周期性をもつ種々の気体のスペクトルを処理する。その過程で,特性振動数の値は気体濃度と線形関係にある。それ故,気体濃度を計算する線形関係式を導出して特性振動数と気体濃度の値の間の関係を用いるDOASの新しい方法を提案した。特性振動数の値を用いて気体濃度値を得ることができる。明確なスペクトル周期性をもつ気体(SO2及びNO)に対して,その方法は好ましい。しかし,いくつかの気体に対しては周期性が不明瞭で気体濃度の計算誤差は許容値を越える。それ故,その方法において,重要な過程は振動数分離で,将来的研究の主要部分である。その方法はDOASの基礎理論からは独立していて,濃度計算過程及びスペクトル解析の削除は将来的研究である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 光吸収スペクトル ,  *示差吸光分光分析 ,  *大気汚染物質 ,  二酸化硫黄 ,  一酸化窒素 ,  二酸化窒素 ,  *Fourier分光法
準シソーラス用語： *Fourier変換分光法 ,  *差分分光測光法

分類 (3件)： 大気中の汚染物質の物理分析  (CC03060R) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  分光法と分光計一般  (BD07041Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 差分 ,  光吸収分光法 ,  DOAS ,  気体濃度 ,  計算 ,  Fourier変換