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J-GLOBAL ID:200902239154907364   整理番号:08A0122708

Neisseria meningitidisの合成脂質A誘導体の先天的免疫応答

Innate Immune Responses of Synthetic Lipid A Derivatives of Neisseria meningitidis
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 558-569  発行年: 2008年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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髄膜炎菌の原型脂質Aと,同構造脂質Aに3-デオキシ-D-マンノ-オクト-2-ウロソン酸(KDO)が結合した脂質を合成した。またこれらの化合物の炎症促進性を,マウスのマクロファージ細胞で測定し,その結果を,病原性大腸菌からの脂質A2種の同様のデータと比較した。これらの脂質はアシル化パターンが非対称であり,片方は更にアシル化脂肪酸の鎖長が髄膜炎菌脂質Aの鎖長である。これらのデータを比較した結果,髄膜炎菌脂質Aは病原性大腸菌脂質Aより腫瘍壊死因子αとインターフェロンβのより強力な誘導物質であることが分った。その原因はアシル化パターンが対称だからではなく,アシル化脂肪酸の鎖長が短いことに帰せられた。KDOを結合した脂質Aは炎症促進性応答がかなり増強された。
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