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J-GLOBAL ID：200902239169666355   整理番号：08A0283148

可溶性アントラジチオフェン半導体の発色団へのふっ素化による結晶化と安定性の増強

Chromophore Fluorination Enhances Crystallization and Stability of Soluble Anthradithiophene Semiconductors

著者 (6件)： SUBRAMANIAN Sankar (Univ. Kentucky, Kentucky) ,  PARK Sung Kyu (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania) ,  PARKIN Sean R. (Univ. Kentucky, Kentucky) ,  PODZOROV Vitaly (Rutgers Univ., New Jersey) ,  JACKSON Thomas N. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania) ,  ANTHONY John E. (Univ. Kentucky, Kentucky)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 9  ページ： 2706-2707  発行年： 2008年03月05日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機半導体化合物の加工処理の簡便化を考慮し,結晶化と安定性の改善について,分子設計の面から検討した。アントラジチオフェン誘導体では,両端のチオフェン環をふっ素化すると,溶液中からの結晶化が促進され,生成結晶の安定性が向上する。モデル誘導体(トリアルキルシリルエチニル基を対称的に中央のベンゼン環に導入;syn-及びanti-異性体混合物)の分子構造と結晶構造の特徴,分子間相互作用特性(F...F及びF...S相互作用,π...π重積相互作用),電界効果トランジスタ(FET)デバイス特性(電流~電圧関係)を明らかにし,複素環縮合・多環構造に部分的なふっ素化を行うことにより,電子輸送特性(p型伝導性)が変化せず,熱的・光化学的安定性が増加し,固相での分子間相互作用により結晶化が増強されるものと結論した。

シソーラス用語： *硫黄複素環化合物 ,  有機半導体 ,  発色団 ,  *フッ素化 ,  結晶化 ,  安定性 ,  分子構造 ,  結晶構造 ,  分子間相互作用 ,  FET【トランジスタ】 ,  電流電圧特性
準シソーラス用語： *チオフェン誘導体 ,  電界効果トランジスタ

分類 (2件)： チオフェンの縮合誘導体  (CF07075U) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

物質索引 (4件)： 5,11-ビス(トリイソプロピルシリルエチニル)-1,7-ジチアジシクロペンタ[b,i]アントラセン ,  5,11-ビス(トリイソプロピルシリルエチニル)-2,8-ジフルオロ-1,7-ジチアジシクロペンタ[b,i]アントラセン ,  5,11-ビス(トリエチルシリルエチニル)-1,7-ジチアジシクロペンタ[b,i]アントラセン ,  5,11-ビス(トリエチルシリルエチニル)-2,8-ジフルオロ-1,7-ジチアジシクロペンタ[b,i]アントラセン

タイトルに関連する用語 (6件)： 可溶性 ,  発色団 ,  ふっ素化 ,  結晶化 ,  安定性 ,  増強