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J-GLOBAL ID：200902239191448922   整理番号：08A0237546

オステオポンチンは肥満細胞により産生され,肥満細胞のIgE媒介性脱顆粒及び移動に影響を及ぼす

Osteopontin is produced by mast cells and affects IgE-mediated degranulation and migration of mast cells

著者 (11件)： NAGASAKA Akiko (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  MATSUE Hiroyuki (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  MATSUE Hiroyuki (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  MATSUSHIMA Hironori (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  AOKI Rui (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  NAKAMURA Yuumi (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  NAKAMURA Yuumi (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KAMBE Naotomo (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KON Shigeyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  UEDE Toshimitsu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SHIMADA Shinji (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN)
資料名： European Journal of Immunology  (European Journal of Immunology)
巻： 38  号： 2  ページ： 489-499  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： H0462B  ISSN： 0014-2980  CODEN： EJIMAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウス胎仔皮膚由来肥満細胞(FSMC)及び骨髄由来肥満細胞(BMMC)におけるオステオポンチン(OPN)の産生及び作用について検討した。OPN欠損胎仔皮膚由来FSMCの収量,純度,生存率,粒度はOPN^+/+FSMCと同等であり,またOPN欠損及びOPN^+/+マウス真皮肥満細胞数は同等であり,FSMC発生にOPNは必要ないことを示した。FSMCはOPNを産生したが,BMMCは産生せず,イオノマイシン及びFcεRI凝集は両者のOPN産生をこう進した。イオノマイシン及びFcεRI凝集はOPN欠損及びOPN^+/+FSMCの脱顆粒を誘発した。OPNはFSMC及びBMMCのIgE媒介性脱顆粒をこう進し,これはCD44及びインテグリンαvに依存した。OPNはFSMCの移動をCD44及びインテグリンαv依存的に誘発した。OPN欠損マウスはOPN^+/+マウスに比べて受身皮膚アナフィラキシー反応(PCA)が低下していた。

シソーラス用語： *サイトカイン ,  *肥満細胞 ,  脱顆粒 ,  細胞移動 ,  皮膚 ,  ノックアウトマウス ,  走化性 ,  皮膚反応 ,  アナフィラキシー ,  免疫グロブリンE ,  CD44抗原 ,  インテグリン ,  インテグリンαV ,  *オステオポンチン ,  実験動物 ,  マウス
準シソーラス用語： 受身皮膚アナフィラキシー

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： オステオポンチン ,  肥満細胞 ,  IgE ,  脱顆粒